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革命!・・・・そして「新焼肉」へ Feed

2010年4月 8日 (木)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(100)

   色んな事が凝縮していた2007年・・・・

   私にとってこの年は一生忘れられない

   大切な思い出として記憶に残っていくでしょう。

   包丁を置くなんて思ってもみませんし

   まさか焼肉屋の店長になるだなんて夢にも

   思わない事だったんですから・・・・

   実はこの頃はまだ焼肉王子ではありませんでした。

   まだまだ色んな事件や出来事が、私の身に振りかかってきます。

   苦しいことも、悲しいことも、悔しいことも

   数え切れないほど起こりました。

   ハプニングの連続でそのつど決断を迫られました。

   泣くに泣けない、しょうがないから笑って進もう!

   毎日そんな開き直りの境地でした。


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   2007年はバタバタの中、幕を閉じます。

   慣れない店長業もお客様にもまれる毎日を過ごすうちに

   時間とともに少しずつ身についていきました。

   この年の暮れは本当に大変でした。

   でも仲間と力を合わせてなんとか乗り切ったんです。   

   この頃、自分でも気が着きませんでしたが

   私はかけがえのないものを手に入れていました。

  

   心許しあえる仲間が出てきたことに・・・・・・感謝!

   


      革命!・・・・そして「新焼肉」へ
       

            出演者  

           堀川のりひと

  


       母・社長   堀川君子


          兄  ひろじ

 

          姉  みちよ

          調理長  トシ

        キムチ職人  中里さん

       ホールスタッフ  花岡さん

          妻  カナ


       

   

   

    


        「ゑびす本塵の軌跡 2007年」    

          おわり

        
         

   

     革命はまだまだつづきます・・・・・・・

2010年4月 7日 (水)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(99)

   不安な気持ちを押し殺してお客様の来店を

   待つ私の前に現れたのは、なんとあんなに

   店に来ることを嫌がっていた嫁さんだったのです。

   私は驚きのあまり 

   「どうしたの?なんかあったの?」

   そんな風にしか言えませんでした。

   「・・・・大変なんでしょ?しょうがないから手伝ってあげるわよ・・・・・」

   ぶっきら棒な恩着せがましいしゃべり方で

   彼女はこちらを睨みます。

   「エプロンはないの?早く持ってきてよ!」

   言われるがままに手渡すと、素早く着替えて

   「よろしくおねがいしま~す!」

   と仲間達に声をかけるのでした。

   せっかちで几帳面な彼女のペース、

   何が何だか・・・展開が早過ぎて把握するのに時間が

   かかりましたが、嫁さんの前で情けない顔はできません。

   というか・・・・・・・
   
   私はニタニタしそうな顔を見せまいと

   平静を装うのに一杯でした。

   さっきの上ずった声の歓迎ではなく

   「いらっしゃいませ~!」

   嫁さんの明るい声がお客様を迎えていました。



珍しいツーショット写真!(怒られるかな?苦笑)

2010年4月 6日 (火)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(98)

   その日は予約でいっぱいでした。

   「ランチとは勝手が違うね~あれ?ドリンクなんだけど・・・・」

   助っ人で来てくれた花岡さんが真剣に夜営業のメニューと

   にらめっこをしています。

   そのうち私の兄も前掛けをしてやってきました。

   みんなの気合いは十分。しかし・・・・

   心強い仲間が集まってきたのにもかかわらず

   私は不安に襲われていました。

   それは店長になって、たったの2か月しか立っていない

   自信の無さと、仕事の指示を出すにも年上のスタッフに

   対して遠慮が出ていたことでした。

   お客様の来店時間が迫ります・・・・

   今までにない満席状態の夜営業に私は正直ビビってしまいました。

   それは調理場も同じで厳しい表情で段取りをする

   仲間たちには余裕は全くありません。

   (この面子でのりきれるだろうか・・・・・)

   そんな弱気なことが頭をよぎった瞬間、

   「ガチャリ!」

   ドアが開く音がしました。

   (お客さんもう来ちゃったよ・・・・・)

   焦りとは裏腹に

   「いらっしゃいませー」

   勢いよく声を出してお出迎えに向かうと

   そこには意外な人が立っていました。

 

2010年4月 5日 (月)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(97)

   「夜忙しいんだったら・・・手伝ってもいいよ・・・」

   突然のその言葉に私は目を丸くしました。

   店の入り口に立ちつくし、引きつった笑顔で

   声をかけてきたのはランチタイムに手伝いに

   来てくれるアルバイトの花岡さんだったのです。

   花岡さんは兄の親友でバタバタするランチタイムに力を

   貸してくれていました。温和で朗らかな人柄と正確で

   几帳面な仕事ぶりには一目置くものがあり、一時は

   店長業を頼めないものかと思ったほどの人材でした。

   ただ彼にも様々に事情があり、それは叶わない事でもありました。

   そんなことで彼にはランチの時間帯だけと割り切って

   ホールの仕事を手伝ってもらっていました。

   そんな彼が夜営業も力を貸してくれるというのです。

   私は心からの感謝と苦しい時に差し伸べられる

   人の温かい情、また不思議な力を改めて感じたのでした。

   
   やっと洗い物も終わり夜営業を迎える準備ができました。

   異常なくらいにテンションを上げている調理場の二人と、

   私は買ってきた栄養ドリンクとビタミン剤を

   飲んで興奮気味に円陣を組んで向かい合いました。

   たった三人での円陣・・・・

   正確には三人では円陣になりません。

   でも私には高校時代に青春を費やした部活動の

   仲間たちとの友情、日本料理の世界で寝食を共にした

   たくさんの仲間たちと分かち合った色んな思い出が

   込み上げていました。

   (もう一人ぼっちじゃないぞ!)

   そんな想いが頭に浮かんだ時

   「ここまできて体育会系かよ!」

   私の胸の内を読んだように皮肉っぽく鼻で笑うトシと

   「今日の夜はいっそがしいですよ~~」

   やれやれといった表情の中里さんが私の顔を見つめていました。

   二人の顔には疲労感がにじみ出ていましたが

   ランランとした強い眼の輝きがありました。

   「よし!やるか!!」

   私の掛声とともに三人が

  
   「ヨッシャー!」
   

   大きな声が嵐の前の静かな店内に響きました。

2010年4月 2日 (金)

また書いてみようと思います!

 革命・・・・そして「新焼肉」へ

「ゑびす本塵」の軌跡を綴った連載です。

改めてつづきを書いていきたいと思ってます。

思い出が薄れないうちに、あの頃の苦闘を

文章にしたいと思うのです。

え~とどこまで書いたんだっけ?

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(96)

よろしければ一話から読んでみてくださいね。


2009年12月 1日 (火)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(96)

   無残な店内を見回して大きな溜息をつこうとして

   思わず飲みこみました。

   中里さんがその器を運びはじめ、トシは洗い場で食器を黙々と

   洗いはじめたのです。私は胸が熱くなり言葉が出てきませんでした。

   調理場でヘトヘトになりながら、彼らは自らの判断で食事もとらず

   夜営業に立ち向かおうとしていたのです。

   フワッと昔の若かりし修業時代を思い出していました。

   そうだったよな・・・・やってなんぼで腹くくってたよな・・・・

   厳しい調理場で叩きのめされながらも奥歯をギュッと噛んで

   耐えたこと、仕事をこなしたことが頭に浮かんできました。

   改めて覚悟を試されたような気持になり、

   私は思いがけず大きな声を出していました。

   「今日は忙しいな~~! よし!! 新記録作ろうぜ!!」  
  
   ニヤリとしたトシと、

   チラリと私の顔を上目づかいに見た中里さん・・・・・・

   二人にせめてもの労いをと一番高い栄養ドリンクを

   奮発して用意しました。薬局から紙袋を手に、

   走って二階のお店に駆け上がると

   入口に見慣れた顔が立っていました。

   それはアルバイトの花岡さんでした。
   

2009年11月30日 (月)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(95)

   「なんで?」

   私はその言葉は言いませんでした。

   もっとも嫁さんの方がその言葉より早く色々と

   手伝えない理由をまくし立てるように語っていました。

   よく理解もできました。

   「あぁ・・・いいんだ・・・ごめんごめん・・・」

   その話は本当はしたくありませんでした。

   たくさんの内情が絡まっている事はわかっていましたし、

   そこに嫁さんを無理に引っ張り込もうとはどうしても

   思えなかったのです。

   嫁さんの延々とつづく言い分を適当に受け流し

   何事もなかったようにその日は床につきました。

   


   さて困った・・・・・

   ランチの勢いも出てきて完全にお店がマヒ状態になっています。

   「まだ出てこねえのかよ!昼休み終わっちゃうだろ!!」

   お客様を長い時間待たせてしまい怒らせてしまいました。

   調理場は洗いものが間に合わず、※新兵器のお重
   
   洗いながら盛り付けをしています。

   磁器や陶器の器ではないので割れる心配は

   ありませんがしっかり洗わなくては脂汚れが目立ってしまい

   悪戦苦闘しています。私が手伝いに洗い場に入ろうとすると

   助っ人で手伝いに来てくれた兄の

   「いらっしゃいませー!!」

   大きな声が店内に響きます。

   結局お客様にクレームを頂きながら、

   申し訳ない気持でお代も頂きました。

   

   
   昼営業が終わったのに後片付けも洗い物も山ほど残っている・・・・

   (夜も予約入ってたな・・・)

   雑然とした店内が私たちの心を折るようでした。

   ※新兵器のお重 のお話はこちらから
http://kuchikomi.gnavi.co.jp/shop/diary/g461600/article/158382.html
   
   「革命!・・・・そして「新焼肉」へ(25)」
   に興味が出た方はそのつづきもどうぞ!
http://kuchikomi.gnavi.co.jp/shop/diary/g461600/category/89738-8.html

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(94)

   部屋に着くと「・・・・・おかえり~」と寝起きの声がします。

   いつも帰りが12時ぐらいになってしまうため一緒にご飯を

   食べようと待っていた嫁さんがウトウトしていたようです。

   家では一切仕事の話はしないようにしていました。

   それは心配をかけたくないという事だけではなく、

   職場で精一杯頑張っているという自己アピールをすることが

   私の美徳ではないというのもありましたし、

   正直上手くいってない現状を話しても理解してもらえないような

   気がしていたからかもしれません。

   食卓ではできるだけ普段からなかなか一緒に

   いてあげることのできない嫁さんの話を聞いて

   あげたいという思いもありました。

   いつものように遅い晩飯を食べながら彼女の話を

   聞いていているうちに、自然に言葉が出てしまいました。

   「今店が大変な状況でさ・・・・忙しいのはありがたいんだけど・・・

    このままじゃ、みんな倒れてしまうんじゃ・・・・ないかって

    心配なんだ・・・・」

   珍しく職場の話をしたからかキョトンとした顔をして

   嫁さんは黙って私の顔を見ていました。

   「もし・・・少しでもいいからさ・・・お店手伝ってくれないかな・・・・・」

   そこからは溢れるように思っていた事が次々と言葉になって

   随分長く話していたような気がします。


   「嫌だよ。」

   嫁さんの言葉は無情に聞こえました。
   

2009年11月29日 (日)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(93)

   頼りにしていたSさんは一週間もたたずに縁が切れてしまいました。

   中里さんが言います。

   「店長が怒るくらいなんだからこれで良かったんですよ~

    全く今の若いもんときたら!おっとっと!!!」

   ずっと年下のトシと目があって中里さんは苦笑いをして

   両肩を上げ首を引っ込めるようなジェスチャーをしました。

   「できる範囲で頑張りましょうよ~今年の暮は戦争だなぁ~~」

   明るく笑い、場を和ませる最年長は一番疲れているのにも

   かかわらず私たちを鼓舞するのでした。

   和やかな空気が流れ、私はホッとした気持ちと

   なんとか人を集めなければというプレッシャーを感じていました。


   たくさんの知り合いに電話をかけまくりました。

   「誰か体空いてる人知らない?」

   「アルバイトでもいいんだけど・・・・・」

   「面倒な事は言わないよ!皿洗いでもいいんだ!」

   しかし帰ってくる言葉はど皆一緒で、この暮れになって

   どこのお店も人手不足と人材探しで困ってるという現実でした。

   特にこの年はいくら募集をかけても手応えが

   なかったような気がします。

   もちろんそんな時でも応募してくる人が

   いないわけでは有りませんでした・・・・・

   しかしこう言っては失礼ですが、かなりの曲者ぞろいで

   面接の時点でアウトな方ばかり・・・・・・・


   どんな人とでも会いました。

   ドラゴンの刺繍入りジャンパーを着て

   「俺なんでもできますから任せて下さい!」

   とメンチを切る角刈りのチンピラ。

   一緒に面接をしたトシがブチ切れて追い返して塩を捲きました。

   接客希望の気立てはよく真面目そうな人なのですが

   190センチ100キロという巨体のムキムキのナイジェリア人。

   さすがにお客様がビックリしてしまうという事で断念しました。

   履歴書の写真がなぜか顔半分しか映っていない

   おどおどした青年・・・・・   論外です。

   一番まともだったのは洗い場歴ウン十年のおばあちゃん。

   三日でダウンしてしまいました。

   
   結局その後も新しい仲間は決まらず私は最後の手段に

   出ることにしました。実はこれだけはしたくなかったのですが

   その時はなんとか暮れを乗り切らなくてはと必死だったのです。

   
 
   
   
   

   

2009年11月20日 (金)

革命!・・・・そして「新焼肉」へ(92)

   「あっ!店長ですか・・・・昨日はスミマセンでした・・・・・」

   「どうしたの?何かあったの?」

   「・・・・・・いえ・・・・・・すみません・・・・・・・・」

   「いや、そうじゃなくて昨日は何で来なかったんですか?」

   「・・・・・・あのー・・・・・・実は急にバイトが入っちゃって・・・・・・・」

   私は冷静にゆっくりと、はっきりと、Sさんに質問をつづけます。

   「バイトは辞めるはずじゃなかったっけ?」

   「・・・・・・・・・・・・・」

   「Sさんがいない事で他のみんなが穴埋めをしてるんだよ。

    ちょっとおかしいよね!」

   彼は言葉が出てきません。

   これ以上どうこう言っても攻めるだけになると思い

   「わかったよ・・・・・・今日はよろしく頼むね!」

   努めて明るく声をかけました。

   短い沈黙があって彼は

   「申し訳ないのですが・・・今日もどうしても外せないバイトが入って

    しまいまして・・・・・・・」
  

   私はなぜかトシと中里さんの顔が頭に浮かんでいました。

   私を助けるため一生懸命尽くしてくれる仲間の笑顔が

   消えて・・・・

   

   

   何を話していたのかよく覚えていません。

   ただ、とても興奮していて

   電話に向かって大声を出していたこと・・・・

   その声を聞いてビックリした表情でトシが

   調理場から飛び出てきたこと・・・・

   Sさんに向かって「もう二度と顔を見せるな!」と

   吐き捨てたこと・・・・・・・・・・・・

    

   電話を切った後、ふと我に帰ると

   携帯を持つ手がプルプルと震えているのに気が着き

   なんだか恥ずかしいような気持になりました。

   仲間達はそんな体裁悪そうな私を黙って

   見つめていました。   

   

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